システムエンジニアからITコンサルタントへの転職は、
外資系コンサル企業が大量採用して転職成功率が高く、
年収が1.5倍~2倍になるので 成功 と言えます。
でも、ITコンサルタントに転職から1~2年程度は確実に苦労します。
それは①基礎知識はあるけど、②求められる能力や才能が全く異なるためです。
その苦しい期間を乗り切ると、パートナーにだってなれる人もいます。
解決策は、能力不足の自分と向き合って自己学習するしか道がないのですが、
転職後に30過ぎてコンサルランクだと焦って目先の業務に忙殺され、
自己学習の習慣がなくて人生が詰んでしまうみたいな人が結構います。
今日はなんでこんなに苦労するのか解説してみます。
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①基礎知識
システムエンジニア時代の以下の知識・経験が役に立つと期待されています。
【ここまでは、コンサル企業側と転職者の認識相違はありません。】
役に立つシステム開発の基礎知識(例)
・システム開発の流れ、用語がわかること(システム開発の知識)
・システム開発の現場を理解できること(システム開発の現場感覚)
・システム開発の多重下請け構造を体感していること(システム開発の構造)
②求められる能力・才能
PMOコンサルは、プロジェクト全体を把握して論理的に課題を整理して
経営層に正確に共有すること、次の打ち手を打っていくことが求められます。
【ここで苦労します。。。】
PMOコンサルの求められる能力・才能(例)
・現場から「進捗・品質・コストが順調です」と報告されるのに対して、
自分自身で「本当にこれでよいのか」を前提から疑い本質を見極めること
(クリティカルシンキング)
⇒システムエンジニア出身者は、いろいろな報告を鵜呑みにしがちです。
そうすると、伝書鳩みたいな人になってしまいます。
おそらく、システムエンジニアでは業務仕様書・設計書は神様だと
信じて疑わずに兵隊のようにシステム開発することを求めらるから
という要因がある気がしています。
・いまプロジェクト全体が求められている「課題・テーマ」に対して、
「膨大な報告情報に埋もれず」に情報を整理すること。
(ロジカルシンキング、問題解決、エレベーターピッチ)
⇒システムエンジニア出身者は、1つの問いに5~10分も一生懸命
しゃべってくれる人が多いです。聞く方はつらいです。
ほしい回答は、10秒~30秒くらいで本質だけを教えてほしいです。
おそらく、システムエンジニアでは、相手に伝えるメッセージを考えず
プログラムや設計書等の成果物だけを作り続ける人が多いからという
のが要因にあると思います。
・経営陣、プロジェクトマネージャー、ビジネスオーナーと「仲良くなり」、
様々な人たちと解決していくこと(クライアントとのコミュニケーション)
⇒まずは「仲良くなること」からスタートするんです。
そうしないと、誰も動いてくれません。
システムエンジニア出身者は、コミュニケーションで苦労する人が
とても多く塞ぎこみがちです。○○さんと会話したことがないので、
動けませんみたいな人がとても多いです。
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